![あなた](https://hyomolution.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
・アプリが動作するか確認するために、エミュレータを動かしたいんだけど、どうしたら良いの?
という疑問を解消します。
Android Studioのプロジェクト作成ができたら、エミュレータを使用してアプリの動作を確認してみましょう。Androidアプリの実行には「実機」もしくは「AVD(Android Virtual Device)=エミュレータ」が必要です。
本記事では、Android Studioでエミュレータを起動する方法を解説します。
Android Studio エミュレータの起動
プロジェクトの作成ができたら、エミュレータでアプリの初期画面を表示します。プロジェクト作成後は「Hello World!」と画面に表示されるようになっています。
以下の画像の様に、初めからエミュレータが準備されている場合は緑色の▶︎ボタンを押すだけです。(エミュレータが準備されているか、されていないかはAndroid Studioのバージョンによって異なります。)
![](https://hyomolution.com/wp-content/uploads/2024/04/android_emulator1-1024x82.png)
緑色の▶︎ボタンを押して、エミュレータを起動し、「Hello World!」と表示されたら起動完了です。
エミュレータが準備されていない場合はエミュレータを作成しましょう。作成手順は以下の通りです。
1. Device Managerを起動する
2. デバイスのタイプを選択する
3. API Level・ABIを選択する
一つずつ見ていきます。
Device Managerを起動する
エミュレータの作成や編集はDevice Managerを用います。まず画面右端より、Device Managerを選択。
すでにエミュレータがある場合は以下の様に表示されます。新規で作成する時は「Create device」ボタンをクリック。
![](https://hyomolution.com/wp-content/uploads/2024/04/android_emulator2-1024x435.png)
デバイスのタイプを選択する
次に、デバイスのタイプを選択します。
用意されたデバイスの中から選択するか、「New Hardware Profile」で新規作成するか、「Import Hardware Profiles」からインポートすることができます。
今回は既存の中から「Pixel 6」を選択し、Nextボタンをクリック。
![](https://hyomolution.com/wp-content/uploads/2024/04/android_emulator3-1024x664.png)
API Level・ABIを選択する
最後に、API Level・ABIを選択します。
既存でダウンロードされているものであればすぐに作成可能ですが、API Level によって処理を変えたいので、動きの違いを見たい!など理由がある場合は新たにダウンロードする必要があります。
今回は「API Level 33」のTiramisuをダウンロード▼してみます。
![](https://hyomolution.com/wp-content/uploads/2024/04/android_emulator4-1024x666.png)
Tiramisuの横にあるダウンロードボタンを押すと、勝手にダウンロードが始まります。ダウンロードが完了したら、「Finish」ボタンを押しましょう。
「Finish」ボタンを押すと、Tiramisuが選択可能になり、「Next」ボタンが押せるようになります。
![](https://hyomolution.com/wp-content/uploads/2024/04/android_emulator5-1024x666.png)
「Next」ボタンを押すと、AVD Name(エミュレータの名前)や起動時のエミュレータの向きなどを設定する画面に移ります。
最初はデフォルトの設定で問題ないでしょう。設定が終われば「Finish」ボタンを押します。
![](https://hyomolution.com/wp-content/uploads/2024/04/android_emulator6-1024x667.png)
以上でエミュレータの作成は完了です。
起動する時は、起動したいエミュレータを選択し、緑色の▶︎ボタンを押します。
![](https://hyomolution.com/wp-content/uploads/2024/04/android_emulator7.png)
まとめ
Android Studioでエミュレータを起動する方法について解説しました。
ここまでできたら、アプリ開発(コーディング)に進みましょう。
「何を作るか?」を決めて、それに必要な機能の勉強をして、アプリを完成させていきます。