・Androidアプリを開発を本で体系的に学びたいけど、どれを選べば良いか分からない
という疑問を解消します。
Androidアプリ開発に関する本はたくさんあり、値段も高いです。なので、慎重に選びたいという方も多いでしょう。
本記事では、Javaを使用したAndroidアプリ開発初心者におすすめの本を目的別に紹介していきます。
《Androidアプリ開発を独学で学ぶならこの本》
Androidアプリ開発の全体像をざっくり掴みたい人向け
Androidアプリ開発の全体像をざっくり掴みたい人へのおすすめ本は以下の2つです。
・たった１日で基本が身に付く！Androidアプリ開発超入門
・イラストでよくわかるAndroidアプリの作り方
一つずつ見ていきます。
たった１日で基本が身に付く！Androidアプリ開発超入門
本書に沿って、実際にアプリを作成しながら、アプリ開発の基礎を学べます。2021年発売のため、Androidアプリ開発の本の中で新しい方です。
環境構築から丁寧に解説してくれているため、「開発経験がなく、何から手をつけたら良いのか分からない」という方におすすめです。
イラストでよくわかるAndroidアプリの作り方
こちらの本は2015年発売と少し古いのですが、イラストを用いて解説してくれているため、とても分かりやすいです。
できるだけやさしい文章で書かれているため、プログラミング初心者の方でもストレスなく読み進められるでしょう。
Androidアプリ開発の基礎から応用まで身につけたい人向け
サンプルコードを参考にAndroidアプリ開発を複数行いたい人へのおすすめ本は以下の2つです。
・基礎＆応用力をしっかり育成！Androidアプリ開発の教科書
・Javaプログラマ歴20年な人のためのAndroid開発入門
一つずつ見ていきます。
基礎＆応用力をしっかり育成！Androidアプリ開発の教科書
アプリ開発の基礎から応用まで、Androidアプリ開発に必要な知識を広く学べます。先ほど紹介した2冊より、実践的な内容になっています。
Androidアプリ開発の入門書として、日本の書籍としては一番おすすめできる本です。正直これを買っておけば間違いない、という良書だと思います。
2023年1月24日に改訂版が発売されます。最新環境に対応しているので、今から始める方はぜひそちらを。
Javaプログラマ歴20年な人のためのAndroid開発入門
Javaの説明は浅く、Androidアプリ開発の基礎を深めに書いている本です。
タイトルにJavaプログラマ歴20年な人のためと書いているため、とっつきにくいのか？と思いきやそうでもないです。
全くの初心者には難しい本ですが、2～3年程度エンジニア経験があれば問題なく読めるでしょう。
初心者から本気でAndroidアプリ開発者を目指したい人向け
初心者から本気でAndroidアプリ開発者を目指したい人へのおすすめ本は以下の2つです。
・Android Programming: The Big Nerd Ranch Guide
・Head First Android Development
一つずつ見ていきます。
Android Programming: The Big Nerd Ranch Guide
Javaの経験があるプログラマーにぴったりな、Android開発入門本です。
Androidアプリ開発の練習ができるよう、多くの実践的なサンプルがあります。
最新版が更新されていきますが、最近はKotlin版が多めです。Java版であれば3rd editionがおすすめです。（目印は赤い帯です。本の中央あたりに3rd editionと書いています。）
Head First Android Development
この本はAndroidアプリ開発初心者が次のレベルに行くのに最適な本です。レベル感としては、初級～中級者向け。
こちらの本も、Javaの知識がすでにあることが前提で書かれています。それだけAndroidアプリ開発への解説が豊富であるし、他の本よりページ数も多いです。
懸念点としては出版日が少し古いこと。技術は進歩しているので、最新版を買うのが好ましいですが、「Androidアプリ開発ができるようになりたい」という点を重視するのであれば問題ないでしょう。
購入はAmazonをおすすめします。リンクが貼れないので、個人で検索をお願いします。
まとめ
Javaを使用したAndroidアプリ開発初心者におすすめの本を目的別に紹介しました。
Androidアプリ開発は知識量が多くて、一つの本で全てを満たすことはできないでしょう。
なので、自分の目的にあった本をいくつか買って、それぞれから知識をつまんで行く方法が最適です。
最低でも2冊ほど購入し、サンプルコードで勉強したり、自分で開発していくうちに、公式ドキュメントを理解できるようになっていくでしょう。
